Review vol.5「Whatever they say」





Vocal Review vol.5 
「Whatever they say」  
「The Way U are」同時収録曲  2004.6.22発売

「Whatever they say」(Accapella version)
1st アルバム「TRI-ANGLE」収録  2004.10.13発売

作詞 Young-hu Kim Daniel Roman           
作曲 Young-hu Kim William pyon


前回の予告で「Hi Ya Ya 夏の日」を次回にすると言いましたが、私の勉強不足でした(笑)
「Hi Ya Ya 夏の日」の前に重要なアルバムの存在に気づきました。

私は、最初このVocal reviewをJJのシングルCDでの時系列で追っていくつもりでした。
けれどもJJの歌唱は、2004年と2005年では、大きく変化しています。
シングルだけでは、彼の声の変化について行けないような気がしました。
それで、映像が残っている曲に関しては、なるべくアルバムの曲も取り上げることにします。

シングルでは、前回取り上げた「The Way U Are」の同時収録曲であり、4か月後に発売された1stアルバムに収録されたこの曲アカペラVer.で彼のVocalのこの頃の特徴がはっきり出ています。

さて、「Whatever they say」は、STUDIO映像とアカペラVer.を上げました。


この曲は、その後コンサートでも何度も歌われていて映像もたくさんありますが、どれも初期の頃のもではありません。初期のJJの歌唱が入っているのは、STUDIO映像とオルアバ1に収録されたこの映像しか見つけられませんでした。

アカペラの方が彼の歌唱の特徴がよくわかりますね。時期的には、STUDIO映像の方が早いと思います。

そして、STUDIOでは、高音を歌い終わった後に喉が痛かったのか、思わず喉に手をやるJJの姿が見られます。とても可愛いですね(笑)

本当に少年の歌です。

彼はこの曲でメインヴォーカルを取っていますね。
最初から最後まで万遍なくソロパートを担当しています。

この彼の声を聞いて皆さんはどう思われたでしょうか?

中音域の声、高音域の出し方、低音域の音色…
とても今の彼の声とは思えない音色をどのパートも奏でています。

全体に頻繁に出てくる中音域は、今の音色と違い、ハスキーです。これは、前回も述べたように彼本来の音色というより、喉で歌っていることによって生じる疲労から来るハスキーな音色です。
睡眠不足や身体の疲れからでも声がこのようにハスキーになります。

中盤に出てくる何カ所かの高音は、今と全く違いますね。細い頼りない裏声です。
とても綺麗な声ですが、この声では力強く歌うことは困難です。

そして、裏声のメロディー展開と同時に出てくる低音域…。
これは、とても太くしっかりとした声でどちらかといえば、女性のアルトの音色を感じさせるような少年の中性的な声です。

この頃のJJの特徴は、声にビブラートが全くありません。
今の彼の声の美しい響きを奏でるビブラートが全くないのが特徴です。

そして、低音域は太くしっかりとした声、中音域はハスキーな声、高音域は、裏声を使った細く綺麗な声です。

このように3種類の声を使い分けています。

この曲の彼の担当しているメロディーラインは、音域が非常に広く、高音域から低音域まで実に変化するメロディーです。
そこを3つの声色を使って無難に歌い上げていますね。
そして、どの音域も音程が非常に正確です。
ここのところは、きちんと何事にも妥協なく取り組む彼の姿勢が見え隠れします。

歌手は、歌に性格が出ます。
歌に対する姿勢は、その人の性格そのものです。
そして、歌を聞けば大体、その人の人となりがわかると言われています。

ステージに立つとその人の性格や普段の生活が見え隠れします。

JJは、とても自分に厳しく真面目で物事に誠実に取り組みます。
それは、歌を聞けばわかりますね。
そして、優しい心も溢れ出ています。
若い頃の苦労は、歌手KIM・JAEJUNGを大きく育てることに必要だったと思います。
ですから、少年の無邪気さの中に彼のやさしさや真面目さや誠実さが溢れた歌を奏でているのでしょう。


この曲では、まだまだ今のように身体を使った発声になっていません。

彼の声の変化は、この後、少年の身体から青年期に入って行く過程ではっきりと目に見える変化を遂げていくはずです。

この少年の声をあとどれくらい私達は楽しめるのでしょうか?


次回曲は、予告しません。

皆さんで予想してみて下さいね。


$Kim・Jaejoong Vocal Review


2011年5月24日(アメブロの旧サイトにて初掲載)
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント